韓国語とは?
韓国語は朝鮮半島周辺で話される言語で、韓国(大韓民国)と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の国語です。
韓国では韓国語、北朝鮮では朝鮮語と呼ばれています。韓国語と朝鮮語では多少使う語彙や表現が違いますが基本的には同じ言語です。
当サイトでは韓国で話されている韓国語を基準としています。
韓国語を使う人口
韓国語・朝鮮語は朝鮮半島の韓国・北朝鮮と中国(中華人民共和国)の延辺朝鮮族自治州や日本・東南アジアの一部、アメリカ等世界中に住む韓国系の移民・第2世代の間で使われています。
使用人口は約8200万で韓国語を母国語とする人口数は世界で13位前後となります。
(1位中国語、以下英語、ヒンディー語、スペイン語、アラビア語、ベンガル語、ポルトガル語、ロシア語、日本語、ドイツ語、フランス語、パンプシャー語、ジャワ語、韓国語)
ハングルとは?
ハングルは韓国語を書き表すときに使用する文字のこと。
韓国でも古くは中国から伝わった漢字を使用してきましたが李氏朝鮮時代の1446年に公布した独自の言語です。
ハングルが開発され漢字を使わなくてもハングルを使って文字を書き表せるようになりました。
漢字とハングルを合わせて表記することもありますが、現在では漢字を使わずほとんどハングルのみで表記されています。
韓国語は日本人に学びやすい言語
韓国語は日本人にとって最も学びやすい外国語だと感じています。
同じ漢字文化圏なので漢字の読みが似ている言葉が多いこと、外来語を日本語のカタカナのように音で表記するので覚えやすいことと、文法が日本語に似ている点ためです。
漢字語と外来語がある
韓国語は古くは漢字を利用していたため、日本語と読みが似ている語彙がたくさんあります。
例)家族(가족:カジョグ)
これらは漢字語と呼び、韓国語全体の7〜8割を締めています。
その他には外来語も多くあります。
例)コンピューター(컴퓨터)
このように漢字語と外来語が多いために、私たち日本人にとっては覚えやすい単語が多くあります。
文法が日本語に似ている
韓国語は日本語と文法が似ているのも日本人にとって学びやすい点です。
日本語と韓国語は同じSOV型の語順文法のため、韓国語を話す時の違和感が少なく慣れやすい言語でもあります。
〜は(主語:S)+〜を(目的語:O)+〜する(動詞:V)