今回は、ハングルの「分かち書き」について学びます。
ハングルには、スペースがたくさん入っていますね。
これは日本語の「文節」にあたるもので、韓国語では「分かち書き」(띄어쓰기 [?tiɔ?sɯgi])と呼ばれています。
「分かち書き」をすることで、読みやすく、また意味が理解しやすくなります。
どういう場合に、分かち書きをするのでしょうか。
(1)原則として、単語はすべて分けて書く。
(2)助詞や語尾はそれぞれ名詞や語幹にくっつける。
例えば、
助詞:「학교에」(学校に)のように名詞「학교」に助詞「에」をくっつける。
語尾:「가는 날」(行く日)の場合、動詞「가다」の語幹「가」に語尾「는」をくっつける。
(3)副詞のようなものは分けて書く。
例えば、
「一生懸命に」は分けて「열심히」と書く。
(4)数詞と助数詞は分けて書く。
例えば、
「10時」という場合、数詞「열」と助数詞「시」を分けて「열 시」と書く。
(5)「~です」という場合の「~입니다」は名詞にくっつけて書く。
それでは実際の文章で確認してみましょう。
上の「分かち書き」のルールに沿って、次の日本語をハングル(韓国語)で書くと
「私は1日2時間、家で韓国語と英語を勉強します。」
↓
「나는 하루에 두 시간 집에서 한국어와 영어를 공부합니다.」となります。
特に(4)の「数詞と助数詞は分けて書く」は、慣れていないとついついくっつけてしまいがちなので気をつけましょう。
(解説:하늘다람쥐)